【書評】『ぜんぶ、すてれば』中野良壽

この本をオススメしたい人

  • 現状に満足できないけれど、どう行動に移したらいいかわからない人
  • つい、見栄を張りがちな人
  • 自分の生き方、働き方の軸が定まらない人

自らの感覚にうそをつかずに生きていく姿勢は仕事をするうえで一見邪魔のように感じるが、本書からはそれが思い込みであることに気づかされる。

就職活動もろくにせずに通っていた花屋さんから伊勢丹を紹介されたり、その採用面接でも自分を飾らずわからないことはわからないと通したり、上司と意見が合わないことに忖度せず、伊勢丹を追い出されたり。

台湾を訪れた際も、たまたま通りかかった人が責任者で講義を持つことになり、それをきっかけに台湾企業の顧問や役員の仕事へ繋がったりと自然体で感じたままに無理せずいきていくことを肯定されるようなエピソードに事欠かない。

ただ、いつでも身軽でいられるように、お金(若いうちから1/3を寄付し続けている)や

もの(家や車や時計といった所有欲を掻き立てられるもの)に執着せず、服も基本は現地調達するといった「持たないスタイル」を貫いていることがタイトルに繋がっている。

この自然体でものにこだわらない姿勢が潔く、男からしても強く惹かれる生き方、仕事の流儀にあこがれる。

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